【顔が臭い原因】理由と対策
2024/08/07
「顔の脂が臭い…」それは皮脂が原因かもしれません。顔の毛穴は2万個以上といわれています。毛穴は放置すると肌表面の「常在菌」と「皮脂」が混ざり“顔臭“といったお悩みにもつながります。
顔が臭い原因 ≫ 乾燥が原因で顔の脂が臭い
私たちの身体は温度を一定に保ちます。肌表面(表皮)の水分と油分のバランスも一定で保つ働きがあります。たとえばバランスがどちらかに偏ると一方が増えるといった働きです。“うるおいの保持”に欠かせない、セラミドや天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質は、自ら生成することができない為、外から補うことが必要です。
乾燥することで水分蒸発を防ごうとして皮脂が過剰に分泌するといったメカニズムです。その皮脂こそが臭いの原因の可能性です。
【対策①】保湿の徹底を
過剰な皮脂を分泌させないように「保湿」を徹底して、水分と油分のバランスを保つようにしましょう。“うるおう“ことによって毛穴が広がりにくくなり、匂いの原因を発生しにくくします。美容成分のガラクトミセスは保湿+皮脂抑制です。その為、毛穴から派生するお悩みにぴったりの成分です。
【対策②】皮脂の抑制
洗顔で取り去ることのできない皮脂はベトベトした臭いを放つ原因になります。“皮脂は油分でなじませる“もしくは”AHA(フルーツ酸)やBHA(サルチル酸)の作用 “で排出を促すこともおすすめです。
【対策③】ターンオーバーの正常化で健康な細胞を育てましょう
「ターンオーバー」という言葉はご存知ですか?これはお肌の新陳代謝、つまりお肌が新しく生まれ変わることを意味します。20代では約28日周期で生まれ変わると言われていますが、加齢や生活習慣や乾燥などの外的刺激によって変化します。一度開いた毛穴(皮脂腺の道筋)は化粧品で閉じません。さらに開いた毛穴は皮脂分泌が簡単に刺激される環境です。その環境を抑える為には肌の細胞の生まれ変わりのときに元気な細胞を増やしてあげることが大切です。
顔が臭い理由 ≫ 生活習慣の乱れで臭い顔に
栄養不足の場合、例えばビタミンB群が不足することによって皮脂分泌が盛んになります。睡眠不足の場合、メラトニンという睡眠ホルモンが分泌されにくくなります。そのホルモンは抗酸化力も高く美肌にかかせないホルモンなので “睡眠の質”に影響します。運動不足の場合、皮脂腺や汗腺の循環が滞ることによって悪玉菌が発生して“臭い”の原因につながります。
【対策①】バランスの良い食生活を心がけましょう
B群は皮脂抑制に役立ちます。まぐろ・かつお・ごま・枝豆・菜の花・きくらげ・卵黄など。ビタミンB群の複合タイプのサプリメントで補うのもおすすめです。
【対策②】良質な睡眠を工夫しましょう
質のよい睡眠は「メラトニン」と呼ばれる睡眠ホルモンの誘発が重要です。それを促すためには副交感神経を働かせることが大切です。リラックスした状態(アロマ・音楽・照明を落とす等)で寝る準備をしましょう。
【対策③】適度な運動で巡りを意識しましょう
軽い運動で新陳代謝を促し、汗(汗腺)や皮脂(皮脂腺)の循環をめぐらせましょう。“老廃物はためない“が一番です。
顔が臭い理由 ≫ 季節的な要因の可能性で顔が臭う
日本は寒暖差が激しくて湿気の多い国ですね。気温や湿度や環境に合わせてお手入れも変えるのが理想です。顔臭の発生源も時期によって変わるのでおすすめをご紹介します。
【対策①夏】夏の顔臭は朝洗顔・朝クレンジング
1年の中で最も「汗」や「皮脂分泌」が盛んになる季節です。毛穴につまった皮脂は放置するとすり鉢毛穴(涙型毛穴)となり毛穴が大きく開きます。ニオイの元になる毛穴ポケットは小さいサイズで維持しましょう。
【対策②秋】インナードライによる皮脂分泌の抑制を強化
乾燥することでお肌のバリア機能を作ろうとして皮脂が分泌します。さらに夏に受けた紫外線ダメージの影響によってターンオーバーは遅くなります。新しい細胞は生み出されず毛穴を支える立毛筋は衰えてたるみ毛穴となります。
【対策③冬】マスクの着用等の季節は、抗菌+皮脂抑制ケア
風邪予防・インフルエンザ予防の対策でマスクをつける季節、長時間のマスクの使用では常在菌が発生しやすいです。さらにマスク部分だけ息であたたかいといった環境は、皮脂が活性化します。清潔なお肌環境を保つように心がけましょう。
【対策④春】冷水で肌をひきしめるてバリア機能強化
洗顔後は、冷水でお肌をひきしめて毛穴を「きゅっと」ケアをしましょう。気温の上昇でお肌も熱をもってほてりを感じる季節です。美容室のドライヤーのときに乾かした後、冷風で仕上げるのと同じです。