白玉肌へ導くグルタチオンの正体
2024/10/04
韓国製の化粧品でもおなじみのグルタチオン
近年美容医療の施術で“白玉点滴”は在庫切れや入荷待ちというクリニックがあるほどの人気主成分“グルタチオン”、最近では韓国通販等で販売されている“MADE IN KOREA”も増えて、さまざまなところで見かける機会の多くなったグルタチオン配合のスキンケアについてです。
医療美容で用いるグルタチオン注射は、刺す痛み・高価・持続しにくい・打ち続けること(回数の必要性)などといったデメリットもあります。グルタチオン配合のスキンケアの購買意欲の心理は、デメリットの裏側にあるのかもしれません。
毎日スキンケアしているうちに“いつの間にか肌がワントーン上がっていた!”“メラニンの産生を抑制する以外にもシミやそばかすにアプローチできる”“美容医療で用いられているグルタチオンを簡単にスキンケアで取り入れられるって魅力的!”といったお声も多いので今回は流行りのグルタチオンについて深堀って参ります。
グルタチオンの歴史
日本では1969年に製薬会社によってはじめて医薬品の原料として販売されました。現在では食品やサプリメントや化粧品などに配合されています。グルタチオンの正体は私たちの体内で作られているペプチドの1種です。年齢と共に減少します。さらに体の中で不足することで抗酸化力にも影響します。下図のように“グルタミン酸”と“システイン”と“グリシン”の3つのアミノ酸より成り立っています。
グルタチオンが多い食品
グルタチオンは食事でも摂ることができます。体内にグルタチオンが常にある状態は、身体の細胞をサビつきにくくしてくれます。その為、解毒作用(免疫力アップ)へ役立ちます。風邪をひきやすいタイミングの前に摂っておくのもおすすめです。
✔きゅうり
✔くるみ
✔かぼちゃ
✔にんじん
✔ほうれん草
✔アボカド
✔キウイ
✔グレープフルーツ
✔アボカド
✔キャベツ
グルタチオンの3つの効果
●抗酸化作用
強い抗酸化力、抗炎症、活性酸素除去など健康的な身体作りに役立つ効果が期待できます。さらにグルタチオン生産促進作用にも役立つことが確認されています。強い紫外線を浴びた際にできるシミもグルタチオンが体内にあることでシミを作りにくくしてくれます。
●解毒作用
肝臓が解毒作用を行う上で必要となるグルタチオンには肝機能を高める効果が期待できます。
●生活習慣病予防
活性酸素の増加を抑えることによって身体のサビつきを抑制することができます。生活習慣病の予防にも期待できます。
こんな方におすすめ
多角的に美白ケアをしたい方
くすみのない肌になりたい方
シミやそばかすが気になる方
お肌の免疫力をあげたい方
疲れた印象にみられやすい方
紫外線のダメージを受けにくくしたい方
中国化粧品市場では“成分党”というカテゴリーも存在
成分党というスキンケアマニアが存在しているのはご存知ですか。その名の通り、自分の肌に必要な成分が配合されているかで商品を選び購入するスタイルが中国で広がってきています。コラーゲンやヒアルロン酸といった知名度の高い成分やCICAやナイアシンアミドといった機能性成分など買い手にとって目的の成分が入っていることが条件になります。
グルタチオンをお肌に貯金して理想を叶えましょう
黒色メラニン、赤色メラニン、黄色メラニンなどシミやくすみの源が少ない“白玉肌”へ導くためには、グルタチオンを体内に取り入れることが“キーポイント”となります。さまざまな工夫をスキンケアや生活習慣へ取り入れることでグルタチオンを増やすことができます。ぜひ、美容と健康の為にグルタチオンを増やして体内へ貯金をしてみてください。