開発事例

塗布の一瞬から、施術の質を支えるクリームの開発

  • 品目:ボディ用マッサージクリーム

    施術者の技術を最大限に引き出すためには、手の動きに寄り添う「使用感」が欠かせません。
    今回の開発は、エステ施術における理想の感触を突き詰める挑戦でした。

  • 向き合った課題 ―開発の出発点―

    美容エステにおいて、施術効果を左右するのは技術だけではありません。
    クリームの滑りや摩擦感といった使用感も、施術の完成度に大きく影響します。

    お客様からは
    「もっと長時間、なめらかに滑ってほしい」
    という明確なご要望をいただきました。
    しかし、滑りを重視しすぎると摩擦感が失われ、施術のコントロール性や製品としての安定性に影響が出てしまいます。

    滑りの持続性・程よい摩擦感・製品安定性。
    この相反する条件を、いかに高い次元で両立させるかが、今回の開発の出発点でした。

  • 試行錯誤のプロセス -たどり着くまでの道のり-

    製品設計に入る前に、私たちは実際に店舗を訪問し、
    施術の流れや手の動かし方、理想とする使用感について丁寧にヒアリングを行いました。

    単に成分を配合するだけでは理想の感触には届かないと判断し、
    「施術中、使用感がどのように変化していくか」
    という視点から設計を見直しました。

    滑り成分の配合方法や状態を工夫し、施術の動きに合わせて徐々に滑りが発揮されるよう調整。
    試作と検証を何度も重ねながら、持続性と摩擦感のバランスを細かく突き詰めていきました。

  • こうして形にしました -導き出した答え-

    完成したクリームは、塗布直後から施術終了まで安定した使用感が続き、
    施術者の手技を妨げることなく、心地よいトリートメントをサポートします。

    お客様が思い描いていた施術イメージに寄り添った製品として高い評価をいただき、無事に製品化へとつなげることができました。

  • 開発者からのメッセージ

    製品開発に携わっていると、自分の考えが最善だと思ってしまうことがあります。
    しかし、お客様の現場に触れ、実際に使っていただくことで、初めて見えてくる課題も多くあります。

    私はこの業界に20年以上関わっていますが、今回の開発でも改めて学ぶことの多さを実感しました。
    施術動作を具体的にイメージしながら、通常の試験方法にとらわれず、自身の体全体を使って使用感を確認し、改良を重ねました。

    「必ず納得いただける製品をつくる」
    その想いで取り組んだ結果、お客様にご満足いただけたことを大変うれしく思っています。

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