スキンケア

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お肌のバリア機能強化におすすめ『セラミド補給』

2023/04/14

お肌の角質層はよく「レンガとモルタル」に例えられます。

下図のように、レンガのように重なり合った角質細胞の間を埋めるモルタル部分は「細胞間脂質」と呼ばれ、セラミドは細胞間脂質に豊富に存在している成分のひとつです。

 

 

細胞間脂質で満たされしっかりと細胞同士が接着した角質層は、外部からの刺激や乾燥などのストレスから肌を守るバリア機能を発揮しています。

 

重要な役割を担っているセラミドですが、外部刺激による肌荒れ、アトピー性皮膚炎や年齢を重ねることで減少してしまいます。するとますます肌のバリア機能が低下して乾燥や荒れなどのトラブルを惹き起こすという悪循環につながることがあります。

 

このため、化粧品成分としてのセラミドをお肌に補給することは、健康的な肌を保つために有効といえます。

化粧品成分としてのセラミドには、人間の皮膚に自然に存在するセラミドと同じ構造を持つものがあり、「ヒト型セラミド」と呼ばれています。

その多くがバイオ技術を用いて合成される成分ですが、表示名称として「セラミドNP」「セラミドAP」「セラミドNG」などと表記されますので、商品を購入する際にも消費者に伝わりやすいですね。

 

セラミドは油溶性分ですので、乳液やクリームに配合しやすい成分になります。

また、セラミドに近い構造を持つ植物由来の成分もあり、やはりバリア機能改善に効果的です。

外的刺激から肌を守る基本的な機能である「バリア機能」を、セラミド成分を活用してみてはいかがでしょうか?

 

マスクの肌荒れについて

2020/06/02

 

 

ウィズコロナの時代となり、外出時、人込みではマスクが手ばなせない世の中となりました。

この数か月のマスク着用で肌荒れに悩む方も多いのではないでしょうか。

 

マスクで肌荒れする原因としては下記が考えられます。

 

・マスクとお肌との摩擦
・くしゃみや咳などの飛沫による雑菌の繁殖
・蒸れによる過剰な湿気や汗

 

できるだけやわらかく肌あたりのやさしいマスクを使う、布マスクはこまめに洗う、マスクの下に汗をかいたら小まめにふき取る、などの対策はもちろんですが、いつもより丁寧にスキンケアをすることでも肌あれを未然に防ぐことができます。

 

 

マスクの肌荒れに効果的なお肌のお手入れ

 

・丁寧な洗顔
化粧落としが必要な方は、少ない摩擦でスピーディーに落とせるタイプのクレンジングで洗い残しがないようにメイクオフし、ダブル洗顔が必要な場合は洗顔料はしっかり泡立てて泡を転がすように洗顔します。顎周りはとくに泡が残りやすい部分ですので、たっぷりのぬるま湯で丁寧に洗い流しすようにします。

 

化粧水を手のひらで温めてハンドプレス
抗炎症成分が配合されている保湿系の化粧水を手のひらにとり、手のひらを合わせて少し温めてから顔を押さえるようにつけていきます。浸透性のよいと感じる化粧水を選びましょう。

 

乳液かクリームでラッピング
乳液やクリームは化粧水で与えた水分を閉じ込めるはたらきをします。特に男性は使用習慣があまりない方も多いと思いますが、肌に適度な水分油分を補うことで過剰な皮脂分泌も抑えられ、吹き出物の予防にも効果的です。

 

 

これから梅雨を迎え、気温もグングン上昇します。気象庁によると今年の夏の気温は平年並みか高いと予測されています。気温が高い状態でマスクを着用すると体温も上がり勝ちになり、熱中症の危険も伴います。

 

周囲に人がいない場所では無理をせずマスクを外し、リフレッシュすることも大切ですね。。。!

 

化粧品の広告規制

2019/09/09

 

 

化粧品を販売するにあたっては、厳しい広告規制があることをご存知の方は多いかと思いますが、
具体的にはどのような規制か内容を詳しくご存知でしょうか?

 

化粧品に関しては、その説明として薬機法において下記のように定義されています。

 

「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」

 

要約すると

・皮膚や髪に付けるもの
・清潔にし、キレイに見せて、すこやかに保つためのもの
・作用が緩和なもの

ということになり、化粧品の効果や効能を表現する場合には詳細に56項目に分かれて規定されています。

 

この56項目の中で例えば化粧水やクリームなどの説明として

 

・肌を整える
・すこやかに保つ
・キメを整える
・うるおいを与える

 

などはいえますが、

 

・肌を美白する
・シミしわをなくす
・タルミを改善する
・若返らせる

 

などを示す表現はできません。

 

化粧品はあくまで「作用が緩和」であることが大事とされており、

「医薬品」との区別をハッキリとさせる意味合いがあるためです。

 

尚化粧品と使い方は同じである薬用化粧品は「医薬部外品」分類となり、

こちらは化粧品に比べて「日やけによるシミそばかすを防ぐ」「育毛」などの

効能効果の承認を受けていれば表現することが可能となります。

 

ただし医薬部外品は化粧品と異なり厚生労働省へ申請を行って承認を得るという手続きや

製造出荷ごとの成分分析が必要であるなど、費用と手間のかかる製品開発となり、

発売時期を逃すなどチャンスロスとなる場合もあります。

 

「医薬部外品」というカンムリは販売サイドでは魅力的に感じますが、

医薬部外品であっても結局女性の求める美容欲求「シミ・しわ・タルミ・若返り」は

明示的・暗示的に関わらずい表現できません。

販売の際にどのようなキーワードで女性の心をひきつけるのかは

化粧品・医薬部外品共に各社の工夫にかかっているといえそうです。

メンズスキンケアの市場展望

2019/08/19

「男性用化粧品市場は伸長している」とかなり以前から言われてきましたが、
加齢臭ケアを訴求したミドルエイジ向け洗浄料(ボディソープやシャンプーなど)や
AGAコンセプトのヘアケア製品以上にヒット商品は生まれてこないな、というのが正直な印象でした。
 
これまでは、男性にもスキンケアニーズの高まりはあるものの、
面倒くさい、目に見える効果がなく費用対効果を感じられない、どこで何を買ったらいいのかわからない、
という障壁があったように思います。
 
しかしながら2017年ごろからは通販市場などにおいて、
ベンチャー系の企業からこれまでにない切り口のメンズコスメを次々に発売し、
徐々にその露出、存在感を高めています。
 
下記のグラフはグーグルトレンドで過去10年間の「メンズスキンケア」「メンズエステ」
のキーワード出現の推移を抽出したものです。
 
ここ数年で明らかな上昇カーブを描いており、また「メンズエステ」は更に大きく上昇しているのが
見て取れます。
 
 
 
 
男性の美容意識の最近の高まりの理由としてよく取り上げられる要因としては、
 
●女性の社会進出が進んだ
職場の女性比率が上がり、同僚、顧客、仕入先と女性と関わるシーンが増えていることが挙げられます。
例えば営業職といえば以前は男性の仕事のようにイメージされてきましたが、
今ではあらゆる業種で多くの女性が営業職として活躍しています。
 
●ジェンダレス概念の受容と広がり
LGBTの認知度が上がるとともに「ジェンダレス男子」なる流行語も出現するなど、
男性が旧来の画一的な「男らしさ」にこだわる必要性が薄れて美容への取り組みに積極的な層が生まれています。
男性の身だしなみとして、体臭ケアとムダ毛ケアも既に一般的になりました。
 
というようなことが考えられそうです。
 
アマゾンなどのネット通販の利用率が男女とも上がることにより、
商品選択の自由度の高まりとレビュー評価をみて購買するという購買行動が一般的になったことで、
化粧品の新規参入においてもECマーケティングの手法に長けた企業の進出が高まっている様子です。
 
そしてこの層の商品単価は3,000円~5,000円が多く、定期購入へ促すパターンが主力です。
 
男性の美容意識の変化から今後ますます男性の美容への投資額は増える見込みです。
 
従来日用品として使用されてきたドラッグストアなどの一般ブランドだけではなく、
自らの美容意識を満たす自分セレクトのブランドを選択する層に向けた通販マーケティングも
これからますます有効であると推測します。
 
デリシアスエーシーでもメンズスキンケアの提案を色々ご用意していますので、
ご興味のある方は是非お問合せください!
家族みんなで使える全身保湿ジェルご紹介

2018/09/14

暑い夏もそろそろ終わり、これからお肌が乾燥する季節がやってきます。

お肌の乾燥は角質層の水分量を減少させ、お肌のキメが荒れることによって光の反射を妨げてクスミの原因になる他、外部刺激も受けやすくなるため炎症を引き起こす原因ともなります。
角質層のバリア機能が弱まって乾燥が進んだお肌は、やがて真皮層の乾燥にも進行してシワの原因にも。。。

 

そんなお肌の乾燥対策に、家族みんなで全身に使える植物由来のジェルクリームのご案内を始めました。

 

クインスシードエキスやアロエベラエキスなど、天然植物由来のジェル成分を配合し、のびがよくサラッとした感触のジェルクリームです。

 

赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる年代の方にお使いいただけます。

ご興味のあるお客様は、ぜひデリシアスエーシーまでお気軽にお問合せください!

 

お風呂上りの肌の水分量の変化

2018/06/01

入浴は全身を清浄にする以外にも血流改善、リラックス効果などのメリットがある一方で、お湯につかることによって皮脂、角質細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)が流れ出てしまうというデメリットもあります。

 

お風呂上りは急速にお肌が乾燥するといわれ、慌てて化粧水やボディクリームをつける、なんてこともよく聞かれますが、実際どの程度の速度でお肌の水分量が変化するのかを調べてみました。

 

入浴前、入浴直後、1分後、5分後、15分後と時間の経過ごとに肌の水分量を計測した結果、湯上り直前の肌の水分量が5~15分後にかけて急激に下がり、15分以降は入浴前より乾燥状態になっていることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

この結果より、最も効果的な保湿のタイミングとして「浴室内」で濡れたままのお肌に塗布するタイプのスキンケア製品をこのほど開発、リリースしました。

 

ご興味のある方は、ぜひデリシアスエーシーまでお問合せください!

 

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